洗足学園小学校

ご挨拶

 グローバル化が進んだ現代社会においては、私たちの誰もが多かれ少なかれ、世界の政治や経済、文化、宗教などの影響を受けることは避け得ないことです。その中にあって世界は、難民問題等を契機としたポピュリズムの台頭や、宗教的な対立、経済格差の拡大、環境破壊等々の諸問題を抱え、ますます複雑化し混迷を深めているように感じられます。今後どのような問題が発生するかは、予測不能としか言えません。
 このような時代にあって社会は今、あらゆる分野で真のリーダーの出現を希求しています。世界的な視野を持ち、どのような事態にも的確な判断ができ、速やかに行動を起こすことのできる賢いリーダーを必要としています。

 洗足学園小学校は、これからの時代が必要としている「社会のリーダー」を育てる学校でありたいと考えています。私たちの考える「社会のリーダー」とは、脚光を浴びる政治や経済の分野だけに限りません。世界には、恵まれない人々のために知恵を出し、日々努力している人々もいます。人と社会に奉仕貢献し豊かな社会の実現に向けて活動している人たちが、有名無名を問わず少なからず存在しているのです。社会に奉仕貢献する志を持ち、様々なスタンスで豊かな社会の実現を志向する、このような人物を「社会のリーダー」と言ってよいのではないかと私たちは考えています。

 

 この「社会のリーダー」に必要とされる資質の礎を築くことが、私たちに課せられた使命と考えています。その資質には、高い知性や強い意志、正しい使命感、他者への思いやり、健康や体力などが含まれるでしょう。洗足学園小学校には、こうした要素をバランスよく育成していく環境があるとともに、伝統の中で練り上げられてきた育成のためのプログラムがあります。

 本校は、広々として明るく清潔な校舎、運動や遊びに十分な広さのある柔らかい人工芝の校庭、多彩な生き物を観察できるビオトープや学級農園といったハード面だけでなく、オリジナル教材、難易度の高い問題集、主要教科の習得に余裕を持った授業時間、日記漢字や筆算検定といった全校をあげた独自の取り組みなど、ソフト面でも大きな特色と他校にはない優位性を持っています。
さらに、音楽大学を併設しているメリットを生かしたオーケストラ活動は、豊かな感性を育てる本校ならではの取り組みといえます。まったくの初心者だった1年生が、12月の演奏会ではステージ上で堂々と演奏します。その姿は本当に感動的です。人に感動を与えることができることほど素晴らしいことはありません。そのようなチャンスも本校にはあります。本校での6年間を通したこれらの教育と様々な体験が、高い能力と高邁な精神を兼ね備えた未来のリーダーの礎を築き上げていくことにつながっていくのです。

 

 私たちは、本校の教育内容とそのグレードの高さに自信を持っています。しかし同時に、さらに良い教育を模索し続けています。外部有識者の観察と助言、教員同士のディスカッション、授業研究の相互発表などさまざまな機会を設けて、日々研修・研鑽を重ねながら、さらなる教育の向上を目指しています。それは何よりもお預かりした子どもたちの幸せな成長のためであります。
 進化し続ける私たちの教育を、是非ご自身の目でお確かめください。本校は公開授業や学校見学の機会を設けて、皆様のご来校をお待ちしています。

校長 吉田英也