News & Topics
最新のお知らせ
洗足学園小学校の最新情報は、
こちらをご覧ください
3年生 少しずつ「ナゾ」にせまる理科の授業
3年生の理科では「太陽とかげの動き」という単元が始まりました。「太陽の反対側にかげができる」と言ってしまえば簡単に終わってしまうような単元ではありますが、少しずつその答えに迫っていく授業を行いました。
まず行ったのは、みんなで「かげふみおに」です。足元に集中して友だちのかげをふみに行くことで、こんな気づきが出てきました。
「まわりこまないとふめないよ」
「かげのある方向が同じだから、かげの方向にいる人が有利だね」
もっとかげのナゾについて迫っていこうと、次に行ったのは「自分の動きとかげの実験」です。前を向いた友だちの写真を撮り、その場で後ろを向いてもらって写真を撮ります。走り続ける人の動画や鉄棒のかげの写真も撮りました。さあ、その写真から何が分かるかな。
「どの写真や動画もかげの向きは同じだ」
「でも、いつも同じとは限らないはず」
「太陽の位置が変われば、かげの向きも変わるよ」
太陽という言葉が出てきたところで「遮光板を使って太陽の動きをたしかめる実験」を行いました。遮光板越しに見える太陽を周りの建物を使って半分に見えるようにし、そのままずっと見続けます。すると太陽が建物から徐々に出てくる様子や逆に隠れていく様子を観察することができます。子どもたちは寝そべりながらじっくり太陽の動きを観察することで「太陽は動いていると聞いていたけれど、実際に動いている様子が見られて改めてびっくりした!」という感想がありました。
さあ、最後の実験は「太陽とかげの動きの実験」です。方位磁針を使って方位を確認し、時間とともに変化する太陽とかげの向きを記録していきます。何が分かったかな。
「太陽の反対側にかげができる」
「太陽が動けば、かげの向きも変わる」
「太陽は東から西に進んでいくけれど、かげは逆に進んでいく」
洗足の理科では、子どもの「気づき」から少しずつ「ナゾ」に迫っていきます。
言葉で教えるだけでは得られない、答えまでのプロセスに大きな学びがあるのです。
当サイトの内容、テキスト、
画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。