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5月末から始まった４７都道府県の学習が終わりました。途中に夏休みもありましたが、およそ２ヶ月半かけて学習しました。

この学習のゴールは、日本にある４７の都道府県を、児童が一人１県担当し、７〜１０分間で授業することです。リサーチしてわかったこと、みんなに知らせたいことを、聞き手にうまく伝えるためにどうしたらよいか、児童は試行錯誤しながらスライドと原稿づくりに取り組みました。

作成したスライドと原稿を活用して、実際に児童一人一人に授業してもらいました。1コマの授業で2名の授業者が順番に登壇し、実際に授業を展開します。大舞台に張り切る児童もいれば、緊張して数日前から相談に来る児童もいました。全員がこの課題をクリアすることができたことを誇りに思います。

この単元では、自分が担当する都道府県に詳しくなること、友達が教えてくれた都道府県に興味をもつことも大切ですが、それと同じくらい大切なことは、コミュニケーション力の育成です。自分のメッセージをどうしたら相手に伝えられるかを創意工夫すること、また、相手のメッセージを受けとめようとする前向きな姿勢を育むことです。聞き手には毎時間、Googleformを使って、授業に関する感想（よかったところ）を記録、提出してもらい、まとめたものを授業をしてくれた児童に届けるようにしました。