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生活科では実際の体験を通して学ぶことを大切にしています。今回は紙パックから紙を作ることを通して身近な資源や、リサイクルの大切さを学びました。

紙作りは牛乳パックなどの紙パックを集めるところから始めます。集めたものから重なっている部分を切り取り、適当な大きさに切ります。数日、水に浸した後に表面の薄いビニール膜を取り除きます。はじめはどの部分がビニールかわからずに苦戦する様子もありましたが、徐々に慣れてきれいに剥がせました。剥がしたものからも、もっととれそうと小さな紙をとる姿もありました。内側の紙はちぎった後にミキサーにかけました。

そうしてできたパルプを使って紙すきを行いました。1枚目は白い紙、2枚目は折り紙を入れたり、色をつけたパルプを使ったりして思い思いのはがきを作りました。窓に貼り付けて１日たったらはがします。

何日にも分けて作業を行ったのできれいな紙が出来上がった時の喜びは大きかったようです。今回の学習を通して、現在使われている紙の半分以上は再生紙であることも知りました。分別する重要性もわかったので、これからも資源を大切にして過ごしてほしいです。