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科学クラブ『ドングリ染め』

科学クラブが『ドングリ染め』を行いました。
前日準備として、染料の浸透を良くするために綿の生地を豆乳で下地染めし、ドングリを煮出し、染液作りを行いました。ドングリの皮には、タンニンという成分が含まれており、染料として利用することができます。併せて色の定着を良くする媒染液を焼きミョウバンで作っておきました。

授業では、染める布にドングリやビー玉を輪ゴムでしばりました。輪ゴムを使うことで、布に模様をつけることができます。ドングリやビー玉が輪ゴムに挟まれている部分は、染料が浸透しづらくなり、その部分には模様ができる仕組みです。
その後、
①染液に布を浸し、絞る→② 媒染液に布を浸し、絞る。
①②を繰り返すことで布が濃く染まっていくため、自分好みの色になるまで何度も繰り返します。

しばられている部分は、染料の浸透が制限されるため、そこには明るい模様が浮かび上がってきました。 このようにして、ドングリ染めの作業は進んでいきました。

時間をかけて丁寧に作業を行うことで、素敵な染め物が完成しました。
世界で1つだけの模様もできて、「早く使いたい」と言う児童もいました。
身近にある天然物で染色ができることも楽しむことができました。

【児童の日記から】
クラブでドングリぞめにちょうせんしました。ドングリ液とばいせん液でそめました。私は、大中小3種のビー玉とおはじきを使って色々な形の水玉もようを作りました。とても上手に、思っていたよりもきれいなうす茶色にそまってうれしいです。来週自分の作品がくるのが待ち遠しいです。(4年)

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