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４年生が二分の一成人式を執り行いました。

まず初めに、子ども達に自分の未来に目を向けてもらうために授業を行いました。いろいろな大人から話を聞き、調べ、子ども同士話し合っていく中で、どんな人生にしたいか、どんな大人になりたいか、自分の夢をどうやったら実現できるか、今の自分が未来にどう繋がっているか、そんなことをイメージできるようになってきました。

次に、自分がイメージした未来を、二分の一成人式でどう伝えるか、準備を始めました。発表の形式は、大きくだけ決め、どのような発表にするかは一人一人が決められるようにしました。自分のイメージを、自分らしく自由に表現することで、自分のイメージした未来を伝えやすくできるのではないかと考えたからです。プレゼン方式でまとめる子、動画に実際に自分がしたり作ったりしているところをまとめている子、絵に描いたり、歌を歌ったり、子ども達の自由な発想はどんどん広がっていきました。

そして、とうとう本番です。リハーサルを事前に行っていたのですが、多くの保護者様の前で、子ども達はとても緊張した様子でした。順番を待つ子たちの不安や期待、やる気など様々な顔が見られました。しかし、ステージの上では自分の考えてきたことを堂々と発表することができました。最後に学年みんなで「Ｂｅｌｉｅｖｅ」を歌い、式は終わりました。式を終えたあと、子ども達の何とも言えない凛々しい顔に逞しさを感じたのは、きっと私だけではないと思います。参加した多くの大人もきっと彼らの成長を楽しみに思えたのではないかと感じました。

学園は今年度、100周年を迎え、次の未来に向けて進み始めました。今年の４年生達も、洗足と一緒に未来に向けて進みだすことができる式になりました。

【児童の日記から】
・今日は二分の一成人式をしました。発表するときは、すごく緊張したけれど、上手にはっきりと発表できたと思います。二時間、しっかり集中して成功させることができました。でもリハーサルの時よりも五倍ぐらい緊張して、ミスしてしまったり、忘れてしまったりも多くなりました。自分の未来を考えてプレゼンすることができて、とてもうれしかったです。次は二十歳になり、本当の成人式を迎えることになるので、それまでに未来に向けてたくさん準備をしたいです。これからも、未来の自分に向かってがんばりたいです。

・今日は、二分の一成人式の本番がありました。授業参観中なので、たくさんの保護者の方が来て、すごく緊張しました。一番緊張したのは自分たちの一つ前のグループが準備のために並びに行った時です。もう次の次で発表なんだと思い、すごく心臓がドキドキしました。でも、ステージの上に立つともう台本を忘れても「アドリブでできるでしょ」と思い、全く平気になりました。十歳というのは人生の節目なので、ずっと準備してきたので、最高の式ができたので、めちゃくちゃうれしいです。時間的には生まれてから今までと同じ時間ですが、これからは新しいことにたくさんチャレンジするつもりなので、今までよりも短く感じると思います。