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3年生 社会科見学
学校から徒歩約20分の場所にある消防署に到着すると、3つのグループに分かれて見学が始まりました。
初めに、実際に使用されている防火服の試着体験が行われました。子どもたちは、最高温度1200度にも耐えるという防火服を着て得意げな様子です。保護ヘルメットも装着し、実際の装備の重さが約20kgにもなることを学びました。ヘルメットのシールドを下ろして体験した際には、「周囲と隔絶されたような感覚になった」といった感想や、「自分たちを抱きかかえて救出訓練をしているのか」という声も聞かれ、実物の重みや安全装備の大切さを実感する機会となりました。
その後、消防署内部の見学に移り、消防の現場で行われる業務について、映像資料を用いて学びました。見学中には救急車の出動要請の放送も流れ、実際に救急車が出動する様子を目の当たりにすることができました。併せて、地域の消防団の役割や、「火事は最初の5分間で消火の成否が分かれる」という重要な事実、また川崎市における救急車の台数が29台であることなど、貴重な情報も得ることができました。
最後に、救助活動に使用される救助工作車、高さ30mまで伸縮可能な梯子車、消火栓から直接水を引くことができるポンプ車、2000Lの水を搭載可能なタンク車、水難救助隊が使用する水災害対応車、そして現場で情報収集および指揮を行う指揮車など、特殊車両の各種装備や役割について詳しく分かりやすい説明を受けて、見学を終了しました。
短い時間でしたが、実際に火事の現場で働く消防署員の方々の意見も聞くことができて、3年生にとっては有意義な一日となりました。
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