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１年生の最後に学習する物語文は、ハンス・ウィルヘルムの「ずうっと、ずっと、大すきだよ」です。人間の「ぼく」と犬のエルフが登場し、「ぼく」のエルフに対する愛情がテーマとなっています。

子どもたちは新しい単元に入るたびに、わくわくしながら教科書のページをめくります。「ずうっと、ずっと、大すきだよ」は、犬を飼ったことがある子にとって、自分の経験と重ねながら読み進められる物語でした。エルフへの愛情が伝わる文を抜き出し、一番思いが強い箇所はどこかを考えました。あえてノートは使わずにiPadの思考ツールを使って、友だちの意見を聞きながら自分の考えを整理しました。思考ツールと仲間とのコミュニケーションで考えを深め、「愛情は死も乗り越えて人生を豊かにする」という物語の主題に迫りました。