最新のお知らせ

本校では様々なICT_caféを実践しています。

今回は有志の児童、教員によるICT_café for kids,for teachersを行いました。この活動では教える側と教えられる側や学年の枠をとり除き、児童と教員とが一緒になってモノづくりに取り組んでいます。参加したのは２，３年生の児童で、４年生の有志児童が操作補助として参加してくれました。４年生は昨年度までのこのcaféの参加者で、一緒に作品作りをしていた児童です。

今回のテーマは「なんちゃってAR」です。まずはARについて簡単に説明し、作品作りの流れを紹介しました。ARを使った活動を行うのは初めてなので、今回は教員が用意したAR写真や動画を使い、それを加工したりグリーンバックを使って撮影した自分の画像を組み合わせたりして、動画を作ります。教員の見本はkeynoteやclipsを使いましたが、どのアプリを使って動画を作るかはあえて指示をせず、子どもたちが適宜自由にアプリを選んで取り組みます。初めは「どのアプリを使うんですか？」と質問がありましたが、こんな動画にしたいならこのアプリだね、私はこのアプリを使って編集したよ、と情報交換する中でそれぞれが自由にアプリを選択して動画作成に取り組み始めていました。

これまで授業を中心にどの学年でも動画作りを行っていますが、学年が上がるごとにその操作スキルも高くなります。このような学年の枠を超えた活動を通して、上級生から下級生にこれまで知らなかった操作方法を教えてもらうことで、教えてもらった児童が今度はクラスで他の児童に教えてあげる側になり、教え合いや学び合いが広がってくれることに期待しています。

活動は昨日と今日の２日間で行い、来週の昼休みにBase_Cで完成作品の上映会を行う予定です。校庭や教室がもし恐竜がいる時代とトンネルでつながっていたら・・・そんな世界を想像しながら、迫力ある動画作りを目指します。