News & Topics

最新のお知らせ

洗足学園小学校の最新情報は、
こちらをご覧ください

3年生 理科 「チョウ育成プロジェクト」

3年生の理科には「チョウを育てよう」という単元があります。今年も学級園にあるキャベツからたくさんのモンシロチョウのたまごを採集して、班ごとにたまごから育てました。

子どもたちにとって初めての活動です。まずは、モンシロチョウの育て方をiPadを使って調べ、班で育成計画を考えました。その中で「わたしは幼虫が苦手かもしれない」「じゃあ、ぼくが葉の取りかえをやるから、葉を取りにいってほしい」と、自他の得意不得意を活かしたチームワークを発揮していました。

無事、孵化が終わるとお世話が始まります。毎日、幼虫のうんちをすてたり、えさとなるキャベツの葉の交換を行いました。朝来るとすかさず虫かごをのぞく子どもたちの姿がとても微笑ましく思えました。

すくすくと成長した幼虫はやがてさなぎになりました。羽化する瞬間は一瞬です。さなぎを教室に移動させて、羽化の瞬間をいつでも見られるようにしました。「先生、もうはねが透けて見えています。そろそろ羽化すると思うので、タイムラプス撮影してもいいですか?」と言いにくる児童がいました。タイムラプス撮影とは、長時間にわたって撮影された映像を高速で再生することで、時間を圧縮して表現する手法のことをいいます。神秘的な羽化の瞬間の撮影に成功した児童をきっかけにタイムラプス撮影が教室内に広がりました。

やがて、教室内を飛び回る成虫のチョウ。子どもたちはとても喜んでいました。窓を空けてさようなら。みんなが育てたチョウがやがてたまごを生み、子孫を残すという生命のサイクルを実感を伴って体験できたのではないでしょうか。

今、子どもたちはアゲハやカイコを育てています。子どもたちの飽くなき探究は、まだまだ続きそうです。

 

 

 

 

 

 

当サイトの内容、テキスト、
画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

TOPへ戻るボタン