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低学年は生活の授業、中・高学年は実験理科の授業を中心に栽培や観察を行っています。

低学年教室の前にはテラスがあり、そこで1年生はアサガオ・2年生はミニトマトも育てています。毎日水やりをしながら、葉の様子や蔓が伸びていく様子を間近で観察し、細かな様子の変化に気づく児童も少なくありません。1年生が「先生、支柱に蔓が巻きついてきました！」「花の蕾になりそうなところを見つけました！」と嬉しそうに報告してくれます。

学級園では、5月に植えたナス・ピーマン・キュウリがぐんぐん成長しています。先週は初めてナスを4つ収穫しました。収穫した野菜は、各クラスで順番に児童がお持ち帰りをします。今年は空いているスペースを利用して、バジルやベビーリーフ、トマトやミニトマト、花の栽培にも挑戦しています。休み時間には有志児童が頑張って雑草抜きをしてくれています。「これは雑草ですか？」「これは抜いてもいいかな？」と教員や児童どうしで確認し合いながら作業をしているうちに、育てている植物や雑草の区別がつく児童が増えてきました。こうした経験が中・高学年の理科の学習にもつながっていきます。児童が育てた野菜がたくさん実をつけたり、綺麗な花を咲かせたりするのが楽しみです。